離婚が性格の不一致による場合

離婚が性格の不一致による場合

「離婚問題」~夫婦の性格の不一致とは、いったいどのようなものなのでしょうか。

性格の不一致は離婚原因のNo.1

まず、離婚の手続きには4つの方法があります。

協議離婚…夫婦の話し合いの上での合意が必要
調停離婚…調停員を交えた話し合いの上での合意が必要
審判離婚…家庭裁判所が独自の判断で離婚処分可能
判決離婚(裁判離婚)…家庭裁判所に離婚訴訟を起こし、勝訴することが必要

離婚の9割はこの中の協議離婚で成立しています。
さらに協議離婚の大部分が性格の不一致を理由にしています。

性格の不一致とは何か?

離婚における性格の不一致とは、
その言葉の通り「性格が合わないから離婚したい」というものです。

現代では一昔前のような、家と家の結婚やお見合い結婚が少なくなっています。生まれも育ちも違う男女が、お互いの違いを認め合い、恋愛結婚しているはずです。それなのに、なぜ性格の不一致が大きな理由になるのでしょうか。

それは、子育てや普段の生活態度、夫婦生活(性生活)から相手に対しての不満が蓄積し、反対に愛情は薄くなり、修復不可能なほど夫婦関係が冷え込んでしまう為です。相手への不満の改善策が取れずに、問題が大きくなってしまった場合、離婚に至ります。

性格の不一致を理由にした判決離婚

生活の不一致が原因の離婚協議離婚で成立しなければ、調停、審判と進み、最終的には判決離婚になります。

客観的な基準もなく、判断も難しい為、性格の不一致による離婚は裁判官の裁量によって決まります。

夫婦の努力によって円満な夫婦関係への改善の余地があると判断されれば、離婚にはなりません。

しかし、共に生活するのが困難なほど精神が抑圧され、愛情が失われていると判断された場合には、離婚が可能です。

また、暴力、酒乱、借金など、客観的に見て円満な結婚生活を維持することが期待できない場合のみ、離婚の請求が認められます。

性格の不一致の裏に潜む本音

離婚原因第一位である性格の不一致は、性の不一致ではないかとも言われています。

結婚後、性生活のリズムが合わなくなり、セックスレスになっていることも、原因の一つとされています。

また、ここには夫の親族との性格の不一致も潜んでいます。

代表的なのが嫁・姑対立でしょう。直接的な夫婦の問題とは言えませんが、夫の両親と同居となれば、大きく影響を受ける問題です。

妻は夫の両親との不仲を改善しようと努力していても、夫が無関心で間に入ってくれなかった場合など、夫に対する不満も募ります。それらが積もり積もって、複合的に離婚の理由となるのです。

夫に性格の不一致を理由に離婚を切り出されたら

いきなり夫から性格の不一致を理由に離婚を請求されたら、相手の浮気を疑ってみてください。性格の不一致を理由にした離婚であれば、上手くすれば夫は妻に何も金銭を渡さずに離婚することが出来ます。

しかし、もし浮気が理由であったなら、財産分与や慰謝料など多額の支払いが生じることになります。浮気を隠したまま離婚したい夫にとって、性格の不一致は良い隠れ蓑なのです。一度、専門家に相談してみると良いでしょう。

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悩み辞典 管理人
累計相談数15,000件以上の相談サイト悩み辞典の管理人。弁護士や精神科医心理カウンセラーと仕事をして不倫や離婚相談にも多くの知見を持っている。
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